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  • 2019年03月03日

    理科の解説(過去問ではないやつ)

6仕事・7水溶液 の解説です。

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 (3)でも解いているけど、全て6Nの物体を0.5m持ち上げているので仕事の大きさは 6×0.5=3 [ J ] となる。

仕事率はJ÷秒なので、仕事率を比べるためには持ち上げるまでにかかった時間を考えればOK!

1秒間に10cm引っ張るから、とにかく糸を引く距離が長ければ長いほど時間がかかる=仕事率は小さい。

図12は『定滑車』を使っているので、引っ張る距離は50cm つまり5秒

図13は『動滑車』を使っているので、引っ張る距離は2倍の100cm つまり10秒

図14は、斜面なので仕事の授業で説明したように、

『力の向き』と『動いた方向』をそろえることを意識すると

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真上に向かってした仕事(6 × 0.5)= 斜面方向にした仕事(3.6 × x)となるので

3= 3.6 × を解いて、x=0.83333 となり、83cmくらい つまり8.3秒

以上から、図12は5秒、図13は10秒、図14は8.3秒かかるので、

仕事率は、図12は大、図13は小、図14は中となり、答えは『イ』

 

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塩酸5.0gに対して石灰石2.0gを入れたら7.0gになるはずなのに、反応後が6.7gになっているため

その差が発生した二酸化炭素の質量となる。上の赤字はそれぞれ発生した二酸化炭素の質量となっている。

 

今回は『塩酸15.0gに対して、石灰石2.0gを入れると、二酸化炭素が0.3g発生する』のが完璧な反応であることがわかる。

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石灰石2.0gに対して塩酸は15.0gまで反応できるので、塩酸は後5.0gまで反応できる。

グラフの10.0と15.0の部分を比較すれば、塩酸を追加することで発生する気体の質量は0.9ー0.6=0.3g

その時点で石灰石2.0gは反応してしまうので、これ以上塩酸を入れてももう石灰石はありません。

よって答えは『0.3g』『石灰石がすべて反応してしまったから』